2020年、思い切って眼瞼下垂の手術をしたら世界がすっかり明るく見えるようになりました‼
※この記事は私にゃるみの眼瞼下垂手術体験談です。今回は手術前までの話になります。
まぶたが重くて毎日つらい…
毎年行われる健康診断。このところ年を追うごとに視力が悪くなってきました。
そればかりか眼底検査をやるとき「はいもっと目を大きく開いて下さ~い」と検査技師さんにまぶたを上に引っ張られる始末。
眼精疲労もひどく、夕方になるとPCの画面が見えにくなるので自分で自分のまぶたを引っ張り上げながら仕事をしていました。
わたしは昔から目が悪くて近眼、乱視、老眼のミックス。まぁ年齢的にも目が見えにくいのはしょうがないんだよね・・・って思っていたのですが。
ある日偶然 眼瞼下垂(がんけんかすい)に関する記事を目にしました。
眼瞼下垂は、まぶたが下がってきて見にくくなる病態です。その原因は、上まぶたを上げる筋肉の力が弱くなったり、その付着部である腱けんが弱くなったり、はがれたり、また、穴が開いたりすることです。症状は見にくさの他、眠そう、肩こり、頭痛、疲れる、などがあります。
※公益社団法人 日本眼科医会HPより
何ということだ!私は眼瞼下垂の症状にほぼすべて当てはまるではないか!
この眼瞼下垂は手術することで下がっていたまぶたが上がり、不快な症状が改善されるとのこと。
うーん、手術かぁ。
手術はちょっと怖いけど、いつも目がショボショボして見えにくい状態がずーっと続くのはさすがにしんどい。とりあえず眼瞼下垂なのかどうか、眼科にいって診察してもらうことにしました。
眼瞼下垂手術のメリット・デメリット
受診前に軽く調べてみたのですが、やはり眼瞼下垂手術にはメリットとデメリットがあるようです。
メリットとしては、まずなんといっても視界が広くなり、多くの場合頭痛や肩こりが改善すること。そのほかに目がぱっちり開くようになることから見た目が若返るようですね。
デメリットは目が大きく開くようになるので目が乾燥しやすくなること。術後に目の開き具合に左右差が出て修正手術が必要になる場合もあるそうです。
…え、それはちょっと困るなぁ。
目の左右差ってそんなに出るものなのか?
気になる眼瞼下垂手術後の左右差ですが、調べてみると出るわ出るわ・・・何度も修正手術をすることになったケースもありました。
手術するのも眼科、形成外科、美容外科とさまざまなところで行われています。これは病院や執刀する先生をちゃんと選ばないといけないですね。
いざ病院へ!
横浜市にあるS眼科に行ったのは2020年の夏。世の中は新型コロナウィルス蔓延で大騒ぎの真っ最中でした。
この病院を選んだ理由
この病院を選んだ理由は
- 年間1000件以上眼瞼下垂手術を行っている
- すべての手術を院長先生が執刀している
- 手術に関する患者満足度(口コミ等)が高い
- 自宅から何とか通える
- 保険診療対象
こんな感じです。
病院を調べていくと、大きな病院が必ずしも評判が良いとは限らないことがわかりました。
美容外科でも眼瞼下垂の手術は行われていますが、自由診療なので費用がかなり高額になります。
私は保険診療でお願いできて症例数が多い病院を探し、最終的にこちらの病院を選びました。
病院は大混雑
診察は予約制なので、予約を取って病院を訪ねました。行ってみると病院の中も外も患者さんであふれかえっています。
結局予約の時間はあっという間に過ぎて1時間近く待つことに。待っている間に院内のポスターを見ると
- 美容を目的とした自由診療の手術は、一切行っておりません
という注意書きがありました。美容目的でこちらの先生に手術をお願いしに来る人が多いってことなんでしょうか…
いよいよ診察
ようやく私の順番がきて、一通り眼科検診をしたあと院長先生の診察が始まりました。
目の動きやまぶたの開き具合を確認し、日常生活にどのくらい支障が出ているかの問診がありました。
そして顔の写真撮影をしたあと、先生から説明がありました。
- 眼瞼下垂の程度としては軽度ではなく中等度
- 原因はおそらく長年にわたるハードコンタクトレンズ使用によるもの
- 手術はまぶたを切開し、伸びてしまった部分を元の位置に戻すもの
- 切開はまぶたの表側と裏側からアプローチする方法があるが、裏側からはこの病院ではやらないので他の病院を紹介する
説明をふまえて手術を希望されるのであればこの後手術の予約を取ってください、と言われました。やっぱり私は眼瞼下垂だったのね!
手術するにあたって心配だったのは傷跡がどのくらい残るかということ。私は傷跡が残りやすい体質なのでちょっと不安でした。
先生にその点をお聞きしたところ
「まぶたは皮膚がとても薄いので傷跡は残りにくい。数多くの手術をしているが、傷跡が目立って残ったという人はほとんどいないです。」
ということでした。まぶたの縫合をするときに傷跡が残らないように薬を入れますからたぶん大丈夫、とのことだったので先生を信じて手術をお願いすることにしました。
もうやるしかない
診察後に別室に通され、看護師さんから手術の説明と注意点の話がありました。
意外だったのは手術当日は付き添いが必要になること。術後は視界が狭くなるため、一人で帰宅するのは危険だからとのことでした。その他は手術のあとは入浴もシャワーも×で、出血が懸念されるので一晩はおとなしく養生するようにとのことでした。
だんだん大丈夫かな?と心配になってきますが、もう後には退けません。
この日、約1か月半後の手術を予約をして病院を後にしました。
というわけで手術編に続きます!